技術情報シミュレーション
第8回 CSPI-EXPO2026レポート最新建設・測量技術を現地取材

第8回 CSPI-EXPO(国際 建設・測量展)が、6/17(水)~ 6/20(土)までの 4 日間、幕張メッセで開催されました。この展示会は、建設会社・測量会社をはじめ、その他業界関係者のための商談展として位置づけられており、来場者数は 62,209 名、BtoBユーザー 54,871名、過去最多の展示ブース3,450小間にて実施されました。
建設業界では、人手不足や技術者の高齢化、インフラ老朽化への対応など多くの課題を抱える中、生産性向上を実現する建設DXへの注目がますます高まっています。
本記事では、展示会で見えてきた建設業界の課題と、各社が提案する最新ソリューション、そしてWANブースの様子についてレポートします。
第8回 CSPI2026 国際 建設・測量展 概要
| 開催日時 | 2026/6/17(水)~6/21(土) |
| 会場 | 幕張メッセ(千葉県美浜区) |
| 対象者 | 土木業 / 測量業 / 官庁・自治体・独立行政法人 コンサルタント業 / 道路・鉄道関連 / メーカー レンタル・リース / 商社・代理店 / 情報通信・IT 関連業 サービス(検査・メンテナンス)/ 解体業 / 建築業 設計事務所 / 学校・研究機関 / 協会・団体 |
建設現場の現状と課題
建設業界では現在、担い手不足や熟練技術者の高齢化が大きな課題となっています。
また国土交通省が推進するi-ConstructionやBIM/CIMの普及により、現場のデジタル化は進んでいる一方で、その技術を活用できる人材の育成や、取得したデータの有効活用については多くの企業が課題を抱えています。
- 若手技術者の育成と技能継承 教育担当者の確保が難しい、実機訓練にコストがかかる
- リアルな体験を通じて危険を学べる教育環境へのニーズが高まっている 重機との接触等、様々な危険が存在するが、事故につながるリスクを座学だけで伝えることには限界がある
- 現場情報共有の課題 点群データ・BIM/CIMとの連携が進まず、現地確認のための移動が必要など、発注者との認識のすり合わせに時間がかかる
こうした現場のリアルな課題に対して、親和性が高いと考えられているのが、WANが提供する次世代ショベルシミュレーター「メタトレ」と、3DGSビューワー「Machica(マチカ)」です。
次世代ショベルシミュレーター「メタトレ」

次世代ショベルシミュレーター「メタトレ」は、建設機械オペレーター育成を目的としたショベルシミュレーターです。実際の建設現場を再現した仮想空間の中で、安全かつ効率的に重機操作の訓練を行うことができます。
メタトレの特長
- 実機に近いリアルな操作感
- お客様の現場環境や教育内容に合わせたシナリオカスタマイズが可能
- 操作データを記録し、習熟度を数値化
- PC・VRヘッドセットで導入可能
実機訓練では再現が難しい危険事例についても安全に体験できるため、安全教育の質向上にもつながります。
また、熟練オペレーターの技能を標準化し、効率的な技能継承を実現できる点も大きな魅力です。

会場でも多くの来場者が実際に体験し、建設DXにおける人材育成ソリューションとして高い関心を集めていました。
期待できる効果
- 新人教育の効率化
- 教育コスト削減
- 安全意識の向上
- 技能継承支援

多くのお子さまにもご体験いただき、土木・建設業界に興味を持つきっかけにもなると感じました。
メタトレは現在、製品版の販売およびリース導入のご相談を受け付けております。
お問い合わせはこちら
Machicaについて
WANブースでもう一つ大きな注目を集めていたのが「Machica」です。
Machicaは3DGS(Gaussian Splatting)技術を活用した次世代3Dビューワーであり、現場の可視化や情報共有を支援するソリューションです。
Machicaの特長
従来の写真や図面だけでは伝わりにくかった現場状況を、リアルな3D空間として再現できます。
- 現場の高精細3D表示
- BIM/CIMモデル重畳表示
- コメント共有
- 距離計測
- 資料添付
- ブラウザ閲覧対応
専用ソフトを必要とせず、関係者全員が同じ現場空間を共有できることが特徴です。

現地へ足を運ばなくても現場状況を把握できるため、業務効率化や移動時間削減にも貢献します。
会場では、実際の3D空間を活用したデモが行われ、多くの来場者がそのリアルな表現力に注目していました。
期待できる効果
- 施工前の現況確認
- BIM/CIM活用
- 発注者との合意形成
- 工事進捗管理
- インフラ維持管理
- 災害調査
現在、β版を無料でご案内中です。
👉お申し込みはこちら
各社様ブースの様子
CSPI-EXPO2026では、多くの企業が建設DXを支える最新技術を展示していました。

代表取締役 三谷 歩
ICT施工関連
建設機械メーカー各社では、
- マシンコントロール
- マシンガイダンス
- 自動施工技術
- 遠隔操作技術
など、生産性向上を支援するソリューションが多数展示されていました。
測量関連技術
測量分野では、
- LiDAR搭載ドローン
- 3Dレーザースキャナー
- モバイルマッピングシステム
- 点群処理ソフトウェア
などが紹介されていました。
三次元データの活用は年々進化しており、設計から施工、維持管理までをつなぐデータ活用が大きなテーマとなっていました。
建設DXソリューション
クラウドやAIを活用したサービスも数多く出展されていました。
- 工事管理システム
- AI解析ツール
- BIM/CIM連携サービス
- 遠隔臨場支援システム
など、業務効率化を目的としたソリューションが来場者の関心を集めていました。

まとめ
CSPI-EXPO2026では、建設業界が抱える課題に対して、多くの企業が最新技術による解決策を提案していました。
今回の取材で特に印象的だったポイントは以下の通りです。
- 建設DXへの取り組みが加速している
- 人材育成と技能継承が重要テーマとなっている
- ICT施工や3D計測技術の活用が拡大している
- 現場情報共有の高度化が進んでいる
- AIやクラウド技術による業務効率化が進展している
WANが展示した「メタトレ」と「Machica」は、それぞれ人材育成と現場可視化という異なる課題にアプローチし、建設業界のDX推進を支援するソリューションとして多くの来場者から関心を集めました。
WANでは、建設DX・測量DX戦略立案から運用支援まで、経験豊富なスタッフが一貫してサポートいたします。人材育成環境の整備や現場データ活用、BIM/CIM運用などにお悩みをお持ちの方は関連サービスの利用をご検討ください。
詳細なご相談や無料資料ダウンロードは以下リンクよりご参照ください。


